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超低用量ピルを服用して副作用とは無縁の生活に

2020年01月23日
多様なカプセルと葉

ピルは人為的に女性ホルモンを補給するという特性を持っています。脳は女性の身体が妊娠状態であるとの誤認識をすることで排卵を抑制し避妊効果を発揮するわけです。しかし女性ホルモンの投与量に比例して副作用のリスクが高くなり、身体への負担も大きくなります。避妊目的を達成することを前提に、より女性ホルモンの配合量が少ない薬の開発が研究者を中心に取り組まれてきました。いわゆる第二世代のピルなどは低用量ピルの開発に主眼が置かれてきたのは事実です。ところが低用量ピルであっても副作用に悩む方は少なくないので、より身体への負担を軽減し女性ホルモンの配合量が少ない超低用量ピルが登場することになりました。

ピルはホルモン配合量により4種類ほどに分類されます。中でも低用量ピルは1錠あたり、50マイクログラム以下ですが、超低用量ピルはさらに低い30マイクログラムになっています。超低用量ピルに分類されるのは、第4世代とよばれるヤーズやヤスミンなどを挙げることが出来ます。

ピルには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の二種類を含みます。エストロゲンはどのピルでも基本的に同じですが、黄体ホルモン(プロゲステロン)については、世代ごとに異なるものが選択されています。ヤーズやヤスミンなどの第4世代の薬には、黄体ホルモン成分に、ドロスピレノンを配合しているのが特徴です。従来の低用量ピルと同様に確実な避妊効果を発揮しながらも、ニキビや無駄毛などの副作用のリスクが低く身体への負担が小さくなっているのです。ドロスピレノンが従来の薬のように多毛などの副作用の軽減に成功しているのは、ドロスピレノンには&ロゲン作用を有していないからです。&ロゲン作用とは、男性ホルモン類似作用のことです。従来の低用量ピルに配合されていた黄体ホルモンは、テストステロンなどに構造が類似しているため、皮脂の分泌や体毛が増加するなどの&ロゲン作用を抱えていたのです。

ヤーズやヤスミンなどに配合されているドロスピレノンは&ロゲン作用が弱いので、大人ニキビの発生や無駄毛の発生などの副作用のリスクが大きく軽減されているのです。
さらにヤスミンやヤーズに含まれるドロスピレノンには、利尿作用も期待できます。ドロスピレノン自体は本来は利尿剤に使用されていた成分で、元来は体内の細胞が水分を溜め込むことを阻害する作用にすぐれています。ヤスミンやヤーズに配合されているドロスピレノンの作用のおかげで体内から余計な水分が排出されるので、むくみ症状の改善も期待できるのです。結果的に従来の低用量ピルの副作用で懸念されている体重増加などの副作用も解消されています。従来の低用量ピルが抱えていた、水分の過剰なためこみへの作用が弱い点を改善されたことで、肥満傾向を心配してピルの使用を控える必要はなくなりつつあります。調停用量ピルをおすすめする所以です。