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ピルが原因で不妊症になることはありません

2020年03月18日

日本国内で低用量ピルが普及しない理由の一つに、不妊症になるのでは、という誤解があります。これは卵胞ホルモンや黄体ホルモンを人為的に補給し、中枢神経に妊娠していると誤認識させることで、排卵を抑制し避妊効果を発揮します。またピルの成分には万が一精子と卵子が受精しても、受精卵が子宮に着床するのを防止する効果が高いことのほかに、子宮頸管のコンディションを変化させて精子が子宮に通過するのを困難にする作用もふくまれているのです。確かにピル服用中は妊娠を防止する作用を持っているので、妊娠しやすい体質を不妊症にかえてしまうイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。しかしあくまで整理を自己コントロールし、妊娠しやすい体調のリズムを変化させることで、避妊薬として機能しますがそれはあくまで一時的効果にすぎません。仮に長期間服用したからといって、閉経が早まるといったリスクも不要です。

避妊薬を服用すると整理が止まってしまうとのイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、それは全くの誤解です。代表的なピルの服用を方法は21日間薬を服用して、7日間の休薬期間を設けると言うもの。この休薬期間のあいだに月経を迎えることになるので、整理が止まると言うのは全くの誤解です。むしろ整理のリズムを整うという大きなメリットを享受することになるのです。整理の時期が整うというのは、逆にいえば整理の時期をスケジュールに合わせてコントロール可能ということを意味しています。例えば月経不順などの派生する問題として、宿泊を伴う温泉旅行などの際に大きな支障を伴うと言うものがあります。ピルを服用するとホルモンバランスが整うので、月経前の生理痛や出血量の増加などのトラブルを意識的にコントロールすることが可能になります。
むしろホルモンバランスを整えることで、月経周期が規則的になるので、中止のタイミングを見計らえば妊娠しやすいコンディションを整えることも可能です。

ピルを服用することで、不規則な月経などに悩まされることなく、派生する月経痛などのトラブルから解放されるのは、脳組織に妊娠しているとの誤った認識を与えることが可能なことによります。ピルの避妊薬としての効果は非常に優れたもので、服用中は確実に希望しない妊娠を遮断できる効果の高さも誤解の一因になっているようです。しかしながらピルは服用を中止すると数日程度で有効成分は体外に排出されてしまい、長期的に影響を継続させるような心配はありません。避妊する必然性がなくなれば、服用を中止していつでも妊娠するために性行為をもつことが可能です。

もちろん閉経してしまえば妊娠は不可能ですが、ピルを使用することで永久的に妊娠機能が廃絶するといった状態に変化する心配は不要といえます。正しい知識をみにつけて、避妊薬を日常生活で活用することが無理のない家族計画の成功の為のポイントと言えます。